​第6期授業紹介

​高岡熱中寺子屋の授業の様子をご紹介。事務局で要約した内容を載せています。

​このページでは、2019年4月開始の第6期の様子を紹介していきます。

​第1回授業 2020/10/17

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高岡熱中寺子屋の第8期はコロナウィルス感染拡大のため休校となりました。

この日は状況が少し落ち着いたことと、リモートとリアルの両方で授業をする体制が整ったことから再開することができました。

第9期の第1回目の授業は浅田一憲先生による「見え方のいろいろ(多様性を受け入れる社会へ)」という授業です。今回お話いただいた浅田先生は医学とメディアデザイン学の二つの博士号をもつ独立系の研究者で、北海道江丹別熱中小学校の校長も兼任されています。今回は主に目の研究についてお話し頂きました。
弱視、白内障、色覚異常(色弱)といった方がどんな見え方をされて、どんなことで困っているか、それを解消するために開発されたアプリについて詳しく聞きました。
普段の生活では特に意識していなかった標識や案内の色にもちょっとした工夫を加えるだけで、いろんな人が見えやすくなるということがわかって、もとても勉強になりました。
先生が開発されたアプリについてもぜひ皆さんにも知って頂きたいので、ご紹介させて頂きます。なんと、すべて無料で使用することができます!老眼が少し入ったスタッフにも使いやすいと大好評でした!

二限目は開沼博先生による「災害の前に誰もが知っておきたい10のこと」と題してお話いただきました。開沼先生は立命館大学で准教授として教鞭を取られていますが、一年の半分は東北で活動されています。
授業では震災の直後のことだけではなく、震災が起きた1年後、2年後…もっと先の時間軸を広げ、被災地、被災者の外側にあるものを見る、災害とは一見関係のないもの(災害と経済など)を見ることが大切だと教えて頂きました。
90年前の避難の様子と現在の避難場の様子を写した写真を授業の中で紹介されましたが、90年前と変わっていなことにとても衝撃を受けました。(体育館にブルーシートを敷いて、毛布が支給されている様子)

富山に住んでいると災害が少ない故、なかなか実感しにくいところもあります。その中で自分ごととして捉えるために、防災資料館や災害を体験できる博物館などを旅行に組み込んでしまうといったこともアイディアとして頂きました。

災害があった時につながりがとても大切という話もありましたが、ぜひ高岡熱中寺子屋をその一つとして活用して欲しいと思います。

​第2回授業 2020/11/21

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この日の1限目は小野裕之先生(社会)による「面白い仕事、面白い店が、面白いまちをつくる」と題した授業でした。
小野先生は20代前半でgreenz.jpというメディアを通して、ソーシャルデザインを実践している人たちを取材してきました。ここ10年ほどでソーシャルデザインという言葉は世の中に広がってきましたが、社会的なビジネスは継続していくのは難しいという現実も目の当たりにしました。その中で人に勧めるだけで良いのか?と疑問に感じ、自らも様々なジャンルのソーシャルビジネスのプロデュースに関わるようなったそうです。授業では様々な取り組みを紹介して頂きましたが、今先生が最も注目している点は「はじめるからつづける」ということだそうです。
最後にうまくいっている社会的なビジネスの特徴として、「生活者が何も求めているのかのリサーチやサービスや商品の魅力を伝えるスタッフを育てること、どこまでリスクを取るか、どこにお金を使うのかと言った経営目線」が大切だとアドバイスを頂きました。

2限目は丸谷芳正先生(図画工作)による「社会資本と歴史まちづくり」と題してお話し頂きました。伝統建築にある魅力や現代の家が抱える課題、空き家問題にデータからわかりやすくお話されました。それを踏まえ、海外の家屋の特徴や資産として形成していく事例をご紹介して、日本における家屋の価値が30年でゼロになってしまうことに対して疑問を提示されました。
国内の事例として飛騨古川では相場崩しを阻止するため、地域の景観や家屋の手入れに力を入れているそうです。家屋の価値は地域の景観ともリンクすることから、これから私たちが新たに家を建てる際にどのようなデザインにするのかについても考えさせられる授業でした。

​第3回授業 2020/12/19

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1限目 枡田隆一郎先生(社会)の授業テーマは「熱量を持って改革する」。
<岩瀬まちづくり会社>を2004年に設立し、岩瀬の町の古民家や蔵を修復し、ガラス作家や木彫作家などの活動拠点にする一方、蕎麦屋の開業や商店の伝統的建造物の保存に尽力し岩瀬を世界に通じる一流の町へと変革すべく実践しておられる。
講義は受講生の質問に先生が答える形でおこなわれた。
・満寿泉の芳醇な味わいはどうして生まれたのか
・水.米が美味しく、紹介したい美しい風景はどこか
・どうしたら金屋町を元気な町にできるか
など会場のみならずズーム参加者などの質問にも真摯に格好良く答えらた。
先生の講演から、
・常に原点に戻って考え行動する
・慢心になると進歩がとまる
・世界を見る視点が大事
・お金がないから出来ないなら、出来ること事からやってみる
・戦後、多くの日本人は考えることを求められなかった。それを気付かせ、世界を解説してみせるリーダーが求められるなど、文字にすると当たり前であることを、魔法にかかったように目から鱗が落ちる感覚で聴き入った。

2限目 斎藤紀男先生(理科)の授業テーマは「世界の最新宇宙活動について」
先生は日本の宇宙開発草創期の1970年、宇宙開発事業団(現JAXA)へ入り、ロケット開発・打ち上げ、人工衛星開発、きぼう開発・利用などに関わられた後、現在はスペースゼロワン代表。日本宇宙少年団の相談役もされ、次世代へ宇宙への夢を育てる活動をされている。今月6日、はやぶさ2が小惑星りゅうぐうから、砂を採集して帰還したばかりの講演ときて、参加者は興味深々に聴き入った。宇宙と聞いただけで、遥か遠くのことだと思っていたが、宇宙ステーションが飛んでいるところは、地球からわずか100km。高岡から長野までの直線距離。なんて近い所が宇宙とびっくり‼️内容は、地球近傍の宇宙から太陽系の惑星たち、太陽系を超えた宇宙、銀河系へと広がる。
一方、人間はどう宇宙と関わってきたのか。かぐや姫が月へ戻った話は平安時代すでに語られていたが、月を目指して1950年代末から始まった米ソの有人宇宙飛行が、現在は宇宙ビジネスとして基幹産業の主導権を争うことになるだろう。さらに新型コロナウィルスの感染が拡大し、遠隔との連絡の取り方が模索されるなか、テレコミュニケーションとテレワークに宇宙分野の貢献の可能性がでてきている。先生の講演で、遠いはずの宇宙がとても身近な通信手段にまで関係することを知り、難しいテーマをかくも平易に語られ、深く感動した。  

​第4回授業 2020/1/19

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1限目は岩手県釜石市からの石井重成先生の「被災地復興から考えるレジリエンス」と題して初のリモートによる授業をして頂きました。

石井先生は東日本大震災をきっかけにそれまで勤めていたコンサルティング会社を辞め、つてを頼りに釜石市で市役所の職員として復興支援活動を始めます。震災直後の現地の様子に衝撃を受け、被災当事者が夜な夜な自分たちの街をどうしていくのかについて熱く語り合う姿に心を動かされて行動されました。

授業では復興を通して行ってきた活動を中心にお話しされましたが、現在日本各地で起きている少子高齢化や担い手不足の問題など日本全体共通する問題を解決するような取り組みを数多く実践されていました。授業の中で印象に残ったのが、困難な状況に直面した時に諦めてしまうのか、それとも人間の作ったものだから意思で変えられると思うのかによってその人間のありようが全く違ってくるという言葉です。

2限目は地元の大型銅器制作の第一人者の梶原壽治先生の授業。演題は「高岡伝統の技が国宝修復」です。

高岡ではこれまで様々な文化財の修復を手がけてきましたが、それはあくまでも下請けで行ってきました。しかし、法隆寺釈迦三尊像の再現事業では伝統工芸高岡銅器振興協同組合が元請けとして仕事を引き受け、その修復に挑戦しました。文化財の修復とは今ある状態のものを修復することなので、その当時できた姿に戻すのではありません。経年変化によって色が変わっているものを再現するのは非常に難しいと言われています。また、肉厚に関してもそのまま再現する必要があるのですが、当時のものの肉厚が均一でなかったりとそれも再現するのが非常に難しいそうです。また、使われている成分も今通常使用しているものと異なっていたりと様々な困難があったそうですが、先人の失敗から多く学びとり、修復を完成することができたそうです。この日の授業では生きる事と伝統の技を繋ぐ職人さんの心意気、何方も興味深い授業に触れる事ができました。

​第5回授業 2019/6/1

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1限目はジャーナリストライターである鹿熊勤先生による「里山の資源と日本の伝統的な暮らし」と題した授業です。

 

2限目はオダケホーム株式会社会長でいらっしゃる小竹茂樹先生による「企業の記憶」とテーマで授業をして頂きました。

​第6回授業 2019/6/15

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1限目のインディーゲームデベロッパーの椎根先生夫妻の授業の「ゲーム作家になろう」は人の心にあったかいゲーム作りを目指しての取り組みを。

 

 

 

 

 

 

 

 


2限目は四津谷先生の講義と座禅体験。「心のバリアフリー」の講義も1限目と共通するのは緩やかな人の心に焦点を当てている事。

​第7回授業 2019/7/6

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1限目は放送の金森正晃先生「地域を磨く革新的地域映画」。高岡という地で400年余りを経て今に受け継がれる伝統産業の本体は技術では無くチャレンジする才能で有る。時代を担う人々に、住んでいる地域を自信を持って言葉で誇れるようになってほしい。映画づくりを通して先生の熱い想いがひしひしと伝わる授業でした。

 

 

 

 

 

 


2限目は英語の神林サリー先生「高岡編 ゴールデンルール応用で英語おもてなし」。
心を開いてコミュニケーションを取ることには、言葉を覚えるよりも大切なのは相手を褒める、笑顔で相手の目を見て訴える、意見をはっきり言う、デイスポンスは速攻で、YES ・NOはキッパリと、シンプルでストレートに!ポジティブに!等、英会話の基本的なルールから会話の実践に。
皆んな大笑いしながら会話を楽しんだ。